井上義将 自己紹介はこちら

子供からの通信簿

公開日:2020/04/16(木) 更新日:2020/04/16(木) 家づくりのこと井上義将

地鎮祭・上棟式・完成引渡し。

みなさん、いい笑顔をされていますね(^^)

 

私は、その家族の中に小さいお子様がいると、いつも思う事があります。

 

それは

 

「良かったなぁ!これで君たちは、自分の家の事で友達にからかわれる事はないぞ」

家を建てた両親に対する子供の評価も、グングン上がります!

 

子供というのは、自分の家と友達の家を比べますよ。

どっちの家の方が広いか?新しいのか?

その結果により、オレの家はあいつより金持ちだ!とか、あいつの家は貧乏だとか・・。

皆さん、そんな経験ないですか?

 

大人になってから思うと、なんとも浅はかでバカバカしく思います。笑

家、身なりが貧乏くさくても、メチャクチャ金持ちの人がいるなんて

子供の時は、それが分かりませんからね。家で判断するしかないのです。

 

私の以前の実家も、かなりの古さでした。小学校の時に友達から、「お前んちは、貧乏や」と言われるぐらいでしたから。笑

悔しかったですね~。

 

でもね、上には上がいて

私の家より遥かに古くて狭い家の友人がいましたよ。小学校の4~6年生の頃は

ずっとその家で二人遊んでました。

 

あろうことか、彼のお父さんも私の父親と同じく大工さん。

不思議で仕方なかったです。なぜ自分たちの親は大工なのに家を建てないのか?

 

ある日、「大工は自分の家なんか、どうでもええんや!」とその子の父親に

名言を聞かせて頂きました。子供ながら、衝撃を受けましたよ。

25年経っても覚えてます!

 

だから私とその友人は、自分がボロ家に住みながらも顧客の為に一生懸命に働く父親に、尊敬の念すら沸いていましたよ。笑

 

子供がする親の評価は、家がきっかけになるかもしれませんが

住まいの大きさ・新しさだけで判断する事はないでしょう。

親の生き方に納得できるかどうかです。

 

子供は親の本質をしっかり見てます。合格点をもらうのは簡単ではありません。

私も小さい子がいますから、その事を意識しながら、頑張っていきます。

 

 

でも・・・。新しい家の方がいいね!

 


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