倉庫から42年前私が弟子入りし親方からもらったかんなが出てきました。

本当に懐かしく、思い出いっぱいのかんなです。

かんなの台は赤樫(あかがし)でとても固くよい物でした。

早く削り物が上手になりたくて、研ぎ物、台直しを夜遅くまでしました。

私の時代にはすべて手かんなで削り、仕上げていました。

今、若い大工さんたちはかんなを使えない方が多いです。

よい大工か悪い大工か、かんな又は削り物を見れば分かります。

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