暖かくなり、山桜が目立つようになってきましたね!
春は出会いの季節でもあり、また別れの季節でもあります。
先日、娘の卒園式に参列してきました。
小学校は違う地域の学校に通うので、あけぼの幼稚園のお友達とは、ほとんどがお別れになります。
まだアパートの3階に住んでいた4年前、よちよち歩きの娘と手をつないで
毎朝時間をかけて階段を下り、登園したのが懐かしいですね。
卒園式の2階会場に上がるまでに、みんなが小さかった頃の写真が
あちこちに飾られているので、それを見てから会場に入りました。
卒園児が入場するまで時間があるので、
イスに座って保護者は待ちます。
その待っている間は、なんとも不思議な感覚です。
その感覚は約1年前に祖母が亡くなり、葬儀に参列して、イスに座って葬儀の開始を待つ感覚と
ほぼ同じであることに気が付きました。
卒園式と葬儀が同じ感覚になる理由は、簡単です。
さっき見た廊下に飾っている小さい時の娘はもういませんし、これからも二度と会う事はできません。
そういう意味では、亡くなった人と同じに私は思えます。
だから、卒園式は嬉しいとか楽しいより、胸が苦しい事の方が強いです。
卒園式のフィナーレでは、スクリーンで過去の映像を流しますが、親御さんたちの涙もピークです。
祖母の葬儀でも昔の映像を流すなど、人を泣かせるように演出していました。
どちらも、愛しいけど永遠に会えない存在です。
とは言え、現実には大きくなった娘がここにいます。
卒園式の悲しみや苦しみは、葬儀と違って簡単に吹き飛ばせます。
それは、目の前の娘を可愛がることです!
現在の娘も、すぐに過去のものになってしまいます。
だから、毎日1日だけ成長した子供たちとじゃれ合う事はとても重要ですよ。
4月からは、兄といっしょに小学校に通います。
アルバムに書いた「洋服デザイナー」の夢に向けて、頑張れ~!